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管理人:櫻井海都

櫻井 海都

Author:櫻井 海都


大学卒業後、大手IT企業に入社。キャリアを踏み間違えブラック企業に入社。あまりもの労働条件の過酷さにより退職するも、その後、転職した会社もブラック企業・・・という笑えない経歴を持つ。「このままでは、人生が狂ってしまう・・・なんとかせねば」と思い立ち、インターネットを使った副業ビジネスに手を染めはじめる。現在「自由に生きる」をテーマに活動しており、アフィリエイトで年収1億稼ぐ独自の方法論を教えることで、時間と場所にとらわれない生き方をする仲間を増やしている。

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映画「ソーシャルネットワーク」に学ぶ起業

2012年07月01日(日)

映画「ソーシャルネットワーク」を観た人の感想は
様々だと思う。

話が過去にいったり、現在になったり、会話の内容が不明だったり
話の内容がよくわからなかったり、人を選ぶ映画だと思う。

特に盛り上がる要素もなく、全体的に非常に地味な映画
でもある。

だが私はというと、ものすごく楽しめた。

映画「ソーシャルネットワーク」では、Facebookがどのようして生まれ
どのようにして成長してきたのか、ということが、ものすごくざっくりと
かいつまんで描かれている。


アメリカの日本とは比較にならない程の学歴主義や権威主義への強い反感。
親友はファイナルクラブに入会できたのにも関わらず、自分は入会すること
ができなかったという強いコンプレックス。

また、恋人との別れ。

そんなマイナスのエネルギーが根底にあり、それらをバネにして
Facebookはどんどん拡大していった。


映画の内容を、簡潔にまとめると、そんな話である。


だが私が面白いと思ったのは以下の点による理由からだ。

実は映画「ソーシャルネットワーク」にはメディアを成長させる上で
欠かせない要素が盛り込まれている。

それは、対象をかなり絞って始まったということ。

この頃にはマイスペースやフレンドスターなどのSNSは既に存在
していた。

だからどのようにそれを差別化するのかがひとつの
問題となった。

そこで目を付けたのは、学生をターゲットにするということだ。
自分たちが学生であるからに、学生の気持ちは一番よく分かる。

そこにひとつの優位性がある。

そして次に、ただ学生にしぼるだけではなく、ハーバード大学の
学生に絞った。

これも非常に価値がある事だ。

例えば日本で言うならば、東京大学に通う学生に絞ったという
ことになる。東大の人だけが参加できる排他的な招待製のコミュニティ。

そしてさらに、はじめの段階でハーバード大学の中でも由緒ある
ファイナルクラブの一つ、フェニックスクラブに在籍するものに
絞った。

これはどういうことかというと、ハーバードの中でも
超エリートに絞ったSNSだと言う事。

日本に置き換えてみると、東京大学の中でも将来有望な超エリート
だけが在籍するクラブに絞り、その人たちが集まるSNSをつくりあげた。

そう言う人たちとネット上で気軽に、手軽に、クリック一つで
つながる事ができる。

(映画では、異性とやることが目的のひとつと描かれている。
こういった学生ならではの目線が非常に面白い)

盛り上がらないはずがない。


もちろん、その他にも、Facebookが成功した要因は
無限にあげられる。

だがここで言いたいのは、既に出来上がっている市場に
どのようにして食い込んでいくのか、そしてどのようにして
ビジネスを立ち上げるべきなのか、ということだ。


既に出来上がっている市場に勝負を挑む時には、
Facebookのような細かいところをつく事が非常に大事である。

いやそれなしでは、戦っていけない。
同じものは2つと必要ない。

もしFacebookがマイスペースやフレンドスターなどのようにはじめから
広くつくりあげていこうとしていたのなら、おそらく失敗しただろう。

うまくいったとしても、今のような盛り上がりをみせていなかったはずだ。
それは間違いない。

既に出来上がっている市場にどうやって戦いを挑むのか。
観る人からみれば映画「ソーシャルネットワーク」はそんなことも
描かれている映画なのだ。

最後に・・・Facebookの裏には、自由とは裏腹の
アメリカの権威主義や学歴主義に対する反発心があった
というのは実に興味深い話だと思った。

※ファイナルクラブについては以下の記事がわかりやすい。

▼映画『ソーシャルネットワーク』階級社会のアメリカと「ファイナルクラブ」
http://www.facebook.com/note.php?note_id=178893902154133

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